問いの大切さ:Q思考

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・質問することを難しいと感じている人

「何か質問ありませんか?」

セミナーでも良く聞かれる言葉ですよね。
そして、なかなか良い質問が思い浮かばないと感じている人居ませんか?

質問力思考力って凄く近いところにいるのではないか?

最近そんなことを感じるようになりました。

とくに、ビジネスには「答え」がありません。

しかし、学校ではずっと「答え」を解く訓練をしてきました。

なのでビジネスにおいても答えを探してしまう、、、

解よりも問いが大事。

『Q思考』がそんな問いの世界へと誘ってくれる良質なガイドブックです。

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美しい質問だけが、美しい思考を生む

このような言葉が『Q思考』の冒頭で語られています。

美しい質問とは、

私たちが物事を受け止める、あるいは考える方法を変えるきっかけとなる野心的だが実践的な質問のこと

と定義されています。

アイデアは、疑問から生まれた

・なぜ撮影した写真をすぐに見れないのだろう
・なぜレンタルを遅延したら遅延料金を払わなければならないのだろう

あたりまえのことを、疑う視点がアイデアを生みます。

質問をつくる3つのアプローチ

質問する能力を開発し、伸ばすためには、3つのアプローチが有効だと言います。

「なぜ?」
「もし~だったら?」
「どうすれば?」

「なぜ?」

全てのきっかけは、疑問をもつことです。

仕事でもそうですが、すぐに解決策に飛びつこうとしてしまいます。

・自社商品の売上を伸ばす方法
・得意先サービスの認知を上げる方法

などなど

そもそも、

・なぜ、この商品の売上は伸び悩んで知るのか?
・なぜ、このサービスの認知は低いままなのか?

「なぜ?」を頭につけて思考するクセが大切です。

「もし~だったら」

つぎに仮説思考ですね。

自分で着想した疑問にたいして、「もし~だったら?」と仮説をたてる。

このときは、より具体的に状況をイメージしてみることが大事です。

「どうすれば」

仮説をたてるところまでは、意識しなくても結構行っているかもしれません。

しかし、どうすれば実現できるか?という具体化に向かう思考まで落とし込めていない場合が多いです。

いわば一番頭を回転させるところかもしれませんが、疑問をきっかけにビジネスを前に進めるためには必要不可欠な要素です。

質問には何ができるか?

そもそも問うという能力は人類特有の能力のようです。

知らないことを知る

無知の知

ソクラテスの言葉にもありますが、

質問は、自分が知らないことを知る機会になります。

良い質問をする人は、自らの無知によく気づきます。

世の中にはどのような対象のことがあり、何を知るべきなのか?

質問という道具を使って探求していくイメージですね

洗練された思考

質問による思考の深掘りを、

拡散的思考=次々と新しい発想をつかまえようとする思考プロセス

と言います。

「違う考えをするとどうなんだろう?」

と自らに問うことで、思考が拡がっていくと言います。

また収束的な役割も持つと言います。
まさに、問いと思考は限りなく近いところに居ると言えます。

まとめ

Q思考は質問することの大切さ、と具体的な3つのアプローチ方法を示してくれています。

①「なぜ」
②「もし~だったら」
③「どうすれば」

しかし、ただ日常を生活しても、なかなか質問は浮かんできません。

質問力を上げるには下記のようなことが必要だと思いました。

一歩下がる
対峙しているテーマに対して、一歩下がった視点で眺めてみる。
すると素朴な疑問がうかんでくるはずです

●視点を変える
また、自分の視点ではない視点から考えてみる。

・お客さん
・取引先

などなど、まずは相手の立場にたつことからはじめてみると良いかもしれません。

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