こんにちは、みなもとです。
・中小企業診断士の資格を取ったけれど、どう活かそう
・副業として活動もしたいけれど、時間がない
上記のような悩みに応える記事になっています。
【この記事の内容】
・本業とのシナジーを最大限に活かす方法
・診断士とシナジーが発揮しやすい部門
-経営戦略を考える部門
-マーケティング戦略を考える部門
-コンサルティングを行う部門
・横のつながりで会社を変える
私自身、診断士の資格を取得したとき、仕事もプライベートも非常に多忙で、診断士活動になかなか時間を割けないでいました。
せっかく苦労してとった資格を活かせていないような気がして、モヤモヤとした気持ちでいました。
一方仕事では成果を出せるようになっていました。
そのとき、診断士の活動は、なにも独立してコンサルをおおこなうこと、副業として活動を行うことに限られないと気がつきました。
「ビジネスをより良い状態にすること」が、診断士の仕事であり、それは仕事の全ての場面で当てはまります。
実践中の企業内診断士としての資格の活かし方を、ご共有したいと思います。
本業とのシナジーを最大限に活かす方法
中小企業診断士は、本業とのシナジーが最も出しやすい資格です。
なぜなら、診断士は「ビジネス全体をより良い状態」にする仕事だからです。
なので現在、どのような職種で働いていようとも、シナジーは発揮できます。
また、診断士を取得するために行ってきた勉強のPDCAサイクルはそのまま本業でも活かすことができます。
具体的に、自分自身の例で言うと、診断士取得後は視座が上がりました。
今までは、目の前のテーマを単体で考えていたのが、経営全体の中の位置づけで捉えること出来るようになりました。
「このテーマは、経営成績としてのPLにどう影響するだろか?」
「売り上げ増加に影響しない仕事だとしたら、コスト削減にインパクトを出そう」
など。
一見するとあたりまえのように思えますが、今までは全体の経営と目の前のテーマを結びつけられていなかったと実感しました。
自分では、頑張っているのだけど、評価されない
という悩みも、診断士と本業のシナジーを発揮することで、解決することができます。
中小企業診断士とシナジーが発揮しやすい部門
ほぼ全ての業種でシナジーは発揮できると思います。
それでも、特に相性の良い職種はあります。
経営戦略を考える部門
経営企画や戦略室など、実際に「経営戦略」や「アクションプラン」などを考える職種には、勉強してきた内容をそのまま活用することが出来ます。
私も、診断士を取得してから、経営戦略立案の役割を担うようになりました。
実務で非常に優秀な方は、実は戦略をたてることが苦手なケースも多々あります。
それは、自分の経験や感覚値で成功のツボを抑えており、言語化することに慣れていなかったりするからです。
そのような人のノウハウを、インプットしてきた理論と照らし合わせて「見える化」することも、中小企業診断士の仕事です。
マーケティング戦略を考える部門
ビジネスのコアとも言える、マーケティング部門とも親和性が高いです。
マーケティングの成否が経営成績に直接影響を及ぼします。
「誰に」「何を」「どのように」売っていくか?を考えていくプロセスのなかに、多様な視点が必要とされます。
診断士で勉強した経営学はもちろん、市場構造理解のための社会学、顧客心理理解のための心理学、継続的なインプットも求められます。
私自身、マーケティング部門に10年以上属していますが、日々新しい知識をインプットする必要がありました。
資格取得のプロセスは、まさに「学ぶ」ためのプロセスでもあり、受験中においてもシナジーを感じることが出来ました。
コンサルティングを行う部門
とくにBtoBでコンサルティングを業務にしている部門は、診断士の仕事そのものだと言えます。
ただ、●●コンサル部などついていなくとも、顧客と常に対峙している営業もいわばコンサルティング業務だといえます。
最終的に自社の製品を買ってもらうことを目指しますが、顧客が買うのは製品サービスではなく、「価値」です。
そして悩みを解決してくれることに、価値を感じることを考えれば、セールスはコンサルティングとも言えます。
横のつながりで会社を変える
会社内で診断士の方が居る場合、その方々と繋がることで、所属企業全体に良い影響を及ぼすことが出来ます。
私の企業にも診断士の方が何名かいますが、まず皆さん「前向き」です。
そして、自分たちの力で会社を良くしていこうという当事者意識があるので、一緒にいることで良い影響を受けることが出来ます。
社外のつながりも大事ですが、診断士というハブをとおして気づく社内のつながりも大事だと改めて感じました。
いつでも、独立できるというマインド
診断士は本業とのシナジーを発揮しやすいです。
同時に、いつでも独立できるというマインドも持てます。
たとえ、独立しなかったとしても、このマインドは大事です。
自信を持って、仕事に取り組めると同時に、失敗も恐れなくなります
自分も、独立はしておりませんが、独立マインドは常に持っています。
「最終的には、自分で食べていける」
という信念は心の糧にもなります。
まとめ
診断士は、本業とシナジーを得やすいです。
診断士は、「経営を良くする」ための仕事です。
試験の範囲が、経営全体の範囲となっています。
事実、本業とのシナジーのおかげで2つの大きな成果が現れました。
①質があがった
②スピードがあがった
「やるべきこと」をやる
「無駄なこと」をやめる
ための視座から得た結果です。
診断士は独立もできる資格です。
たとえ独立をしなくとも独立マインドを持っていると
最高に仕事を楽しむことができます。
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