・仕事に関係する本を読んでも内容を実践できない、、、
このような悩みありませんか?
この記事では、中小企業診断士でもあるみなもとが、普段どのような読書法を行っているかを書いてみたいとおもいます。
仕事上、様々な業界、様々なテーマを取り扱うコトが多いです。
都度、インプットが重要になるのですが、その際大半をしめる情報源は「本」になります。
本の内容を仕事に活かすことが必須になるなかで、理解度を深める読み方を探り、試行錯誤する中で方法を見つけました。
その方法が、「サンドイッチ読書法」です。
・読む前:どのようなことが書いてありそうか?を書き出して仮設立てしてみる
・読書中:仮設と照らし合わせながら、読み進める
・読書後:読書前に書いたメモに上書きするように本から得た情報を書く
メモを撮影して、いつでも見れる状態にしておく
「自分の考え」を読書の前後にはさむことで、理解度を深める方法です。
読む前に一度、自分なりの仮説を立てることがポイントで、この工程をいれることで読書が自分事になります。
この方法は、「仕事のための読書」が対象になります。
個人の仕事は
インプット→プロセス→アウトプット
の流れで行われています。
「仕事のための読書」とは、この流れに即した本がイメージしやすいです。
・インプット:世の中の潮流を示した本 / 業界本 / 技術本 など
・プロセス:思考技術に関係する本 など
・アウトプット:プレゼンテーション / 資料制作など
自分ごとに腹落ちした、深い理解が「本の内容を使えること」に繋がっていきます。
中小企業診断士の読書法:「使える」本の読み方
サンドイッチ読書法
「自分の考え」を読書の前後にはさむことで、理解度を深める読書法です。
・読む前:どのようなことが書いてありそうか?を書き出して仮説立てしてみる
・読書中:事前の仮設と照らし合わせながら、読み進める
・読書後:読書前に書いたメモに上書きするように本から得た情報を書く
メモを撮影して、いつでも見れる状態にしておく
読む前:どのようなことが書いてありそうか?を書き出して仮設立てしてみる
本を読もうと思ったきっかけには、目的があるはずです。
・業界知識をインプットする
・●●について概要を理解する
・日々の仕事に役立つ考え方をインストールしたい
などなど
まずは、その目的を左上に書き出します。
そして、その目的を満たすどのような情報がその本に書かれて良そうか?を書き出していきます。
・キーメッセージは何だろうか?
・どのような構成になっているだろうか?
・この本が書かれた背景は何だろうか?
・●●って、こういうことではないか?
その理由は、、、、
といったイメージでどんどん書き出していきます。
間違えていたって全然OK。
まずは「15分」
スマホのタイマーをセットして、集中して書き出します。
そこで生まれた自分なりの「仮説」が、本を読むことを自分ごとにして理解を深めてくれます。
書き出すツールは、ノートでもA4の用紙でも何でもOKですが、ある程度の大きさがある方が良いです。
私はA4の用紙を活用しています。
色々試しましたが、大きさ的にこのサイズが自分にとってはベストでした。
読書中:事前の仮設と照らし合わせながら、読み進める
本はただ読んでもなかなか理解に繋がりません。
しかし、事前に考えた仮設と照らし合わせながらよむことで
・この視点は無かったな
・この内容は仮設とは違うな
・ここは仮設と合っているな
と対比しながら内容に向き合うコトができます。
読むという受動行為だけでなく、仮設と対比するという能動行為も合わさって理解に繋がっていきます。
読書後:読書前に書いたメモに上書きするように本から得た情報書く
メモを撮影して、いつでも見れる状態にしておく
最後に読み終わった後、事前に書き出したメモに、得た情報を上書きしていきます。
・仮設通りだったところ
・仮設とは異なったところ
・仮説範囲には無かったところ
・本書の内容には無かったところ
が一覧できます。
事前に書き出したときとは異なる色のペンを使うと、違いがわかりやすくておすすめです。
私は、事前は黒、事後は青で書き出しています。
※赤は大事なところにマークをしたりするのに使っています。
仮説と記載内容との「差分」を見ることで、エピソードを持って内容を頭に入れるコトが出来ます。
エピソードの伴う記憶は残っているし、引き出しをすぐに開けられますよね。
・バニラアイスクリーム
よりも
・夏の暑い日に、友達と遊んだ帰りに、自分のおこずかいで買った、バニラアイスクリーム
とエピソードが添えられた方がバニラアイスクリームという文字情報の解像度があがると思います。
そして、そのメモをスマホで撮影していつでも見れる状態にしておきます。
まとめ
以上、普段活用している読書法をご紹介しました。
●サンドイッチ読書法
「自分の考え」を読書の前後にはさむことで、理解度を深める読書法です
・読む前:どのようなことが書いてありそうか?を書き出して仮説立てしてみる
・読書中:事前の仮設と照らし合わせながら、読み進める
・読書後:読書前に書いたメモに上書きするように本から得た情報を書く
メモを撮影して、いつでも見れる状態にしておく
本の内容を、事前仮説との差という対比でとらえることで、より深い理解につながります。
実は、「資格試験」でも同じ工程です。
とくに診断士の1次試験は7科目と多いです。
深い理解が求められるなかで、このサンドイッチ読書法は使えると思います。
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