こんにちは、みなもとです。
・隙間時間の効果的な過ごし方を知りたい
・電車待ちのちょっとした5分が難しい
・その時々の気持ちによって選べるようにしたい
こんな悩み、ありませんか?
【この記事の内容】
・隙間時間には、読書がオススメ
・5分間でも読書は出来る
・気持ち/状況別5冊
私自身、小さい頃から本が好きでした。
仕事柄、インプットとして本を読む必要も多くあり
時間があれば常に本を読んでいるような状況です。
毎日忙しく仕事をさせて頂きながらも、
毎年100冊ほど本を読んでいます。
まさに読書が仕事でもあり、趣味でもあります。
読書というと、長い時間を確保するイメージがありませんか?
実は、そんなことはなく短い隙間時間でも読書は出来ます。
今日は、隙間に読書をする素晴らしさをお伝え出来ればと思います。
隙間時間には、読書がオススメ
一日のほとんどは実は隙間時間
目の前のスケジュールを見てみても、会議の予定が詰まっていて、
会議の予定が無い時間は移動にあてたり、資料をつくったり、事務処理をしたり
家に帰れば、家事をして、、、と毎日忙しいと思います。
自分自身がそうでした。
そこで、
なんでこんなに忙しいのか?
本当にこんなに忙しいのか?笑
と気になり、スケジュール帳の予定の横に、実際に実施した結果をかいてみました。
すると忙しそうに見えて、実はなんとなくネットサーフィンしたり、チャットやメールを見返したりと、余白と呼べる時間が多数あったことに気がつきました。
実は認知していないだけで、余白の時間はあるという方も多いのでは?と
思っています。
隙間時間を有効活用することが、読書量にも通ずる
この隙間時間をいかに有効活用するか?
がキャリアの形成や生活の質を向上するにあたっても有効な気がします。
ただ隙間の時間といっても20分以上あることはほとんどなく、
10分、いや、せいぜい5分がいいところではないでしょうか?
作業には見積もり時間があり、5分で出来る作業をここに入れ込んでいくことも
出来ますが、それをしてしまうと、正真正銘の余白がない、劇的に忙しい毎日
になってしまいます。
余白としての良さは活かしながら、時間を有効活用するのに
読書が効果的です。
「時間を無駄にした」という概念がなくなる
今、どのように余白の時間を使っているのかを振り返ってみると
なんとなく動画を見たり、SNSをみたり、ネットニュースをみたり
していることが多いのではないでしょうか。
自分自身がまさにそうでした。
思いのほか時間がたってしまっていたことも多く、
時間を無駄にしたというちょっとした後悔をすることも多かったです。
その時間を読書にあてることで、時間を無駄にしたという後悔が
劇的に減りました。
5分間でも読書は出来る
5分でも読書はできます。
読書というと、ある程度の長い時間、机に座ってしなくては
いけないと思っている方も多いと思います。
5分でも集中して読むと、読書の満足間を得られます。
・電車待ち
・レンジやお湯を沸かしているとき
・MTGの合間
など
一日のなかに隙間の5分は結構隠れています。
タイムリミットが決まっていると、集中出来る
いくら読書が好きでも、長時間は集中力がもたない場合もあります。
・電車がくるまで
・お湯が沸くまで
・次のMTGが始まるまで
などタイムリミットがあるほうが、実は集中して読めます。
【気持ち/状況別】5分間読書おすすめ5冊
リラックスしたいとき「本当は違うんだ日記」 穂村弘
やはり隙間時間の読書とエッセイの相性は抜群です。
「本当は違うんだ日記」は、歌人の穂村弘さんのエッセイです。
このエッセイを書かれたときは
30過ぎて実家暮らしで、会社に勤めながら(総務部)歌人としても活動
されていましいた。
エッセイの内容も、
夜中に布団の中で、チョコスティックをうまく食べながら寝る方法
など、完全脱力で読めます笑
以前、穂村さんが主催する短歌のイベントに参加させてもらい
著作にサインを頂きました。
そのサインの言葉
ハローカップヌードルのエビたち
がかっこよかった。
お昼ごはんの前に「池波正太郎の銀座日記」池波正太郎
日記文学は5分読書に最適です。
昨今の「ルーティーン動画」の元祖は、日記文学だと思っています。
池波正太郎の「銀座日記」は
晩年の生活が淡々と記述されています。
外食をして、映画をみて、仕事をする
繰り返しなのですが、ひとうひとつの行動に美学のようなものがあり
日常の些細な行動がすごく大切に思えてきます。
食に対するこだわりも強く、次何を食べるのか?を真剣に考えたくなる本
でもあります。
なんとなく自信を喪失してるとき「ほんとうの心の力」中村天風
不安、プレッシャー、焦りをかかえている日々は
心が重く、気が弱々しくなってしまっている気がします。
そんなときに、心に効くのが「ほんとうの心の力」です。
本書のなかで、一番共感し、意識しているは
絶対積極:モノゴトを積極面からとらえる
無為自然:いちいち一喜一憂しない 刺激に、いちいち反応しない
「心を鍛える」という本は、中村天風と言う方の名言集です。
読むと勇気がわいてきます。
ただ自己啓発的に熱い言葉を投げかけ続けられるのではなく、
ものごとの本質を捉えているので、違和感なくこころに届きます。
疲れていて、気持ちが落ち込んでいる「無銭横町」西村賢太
疲れているときに読みたくなるのが、芥川賞作家西村賢太の私小説です。
小説も、じつは5分間で没入できます。
小説家が生み出していく文章は、ストーリー全体を知らなくとも
集中して読むと、没入感を味わうことができます。
家賃を踏み倒しながら、日雇いで稼いだなけなしのお金で
本を買い、その本を心の拠り所に、堕落的な生活を続けていく。
学ぶべきモノ、インプット、自己啓発、の対極にあるからこそ
疲れに効く。
神保町でお金の計算をしながら、「おやつ」のカレーの代金を残しつつ
古本屋に目当ての本をハントしにいくところは、魅力的で
そこだけを何度も読んでしまいます。
忙しくて後の予定が詰まっている自省論
印象的な言葉が並ぶアフォリズム(箴言集)は、5分間読書との相性が良いです。
「自省論」は
ローマ帝国の5賢帝のひとり、マルクス・アウレリウスのアフォリズムです。
マルクス。アウレリウスは哲人皇帝と呼ばれており
皇帝でありながら哲学者でもあります。
とくに素晴らしいと思うのは、自分のやっていることを俯瞰的にもう一人の
自分がみているかのように記述していきます。
マルクス・アウレリウスの時代は日常的に戦争がおきてました。
リーダーとして指揮をとりながら、自分の行動や思考を日々点検する。
自分を知るということは、自分と向き合う時間を多くつくり、自分と対話を
すること。
日々忙しいと、予定をこなすことで精一杯になってしまいます。
予定が詰まっている日の隙間時間にこそ、立ち止まるために
自省論をおすすめします。
まとめ
カバンのなかには、いつも本が数冊入っています。
もともと本が好きなので
「5分でも良いから本が読みたい」
そんな気持ちで、忙しい毎日の隙間時間にも本を読んでいました。
次の予定まで、電車がくるまで、
時間が決まっているからこそ、集中して読書をすることが出来て
本に対する没入感、理解度が上がった気がしました
そのような体験から
5分間だからこそ読書の良さが活きるのかもしれない
と思い、今回紹介をしようと思いました。
みなさまにも「5分間読書」お試しいただけると嬉しいです。
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