企画書の書き方 今すぐ使える企画書のカタ

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日々の仕事と切っても切り離せない「企画書」。

本日は、「企画書の書き方」をテーマに取り上げたいと思います。

「企画書を書くのに凄く時間がかかる」
「企画書を書くことが苦手」
「そもそも、企画書ってどう書くの?誰も教えてくれないし、わからない」

と言ったお悩みに答える記事になっています。

この記事を読み終えた瞬間から活用できる

「企画書のカタ」

をご提供します。

それは、下記2つの要素からなります

■PREP
■1スライド1メッセージ

ビジネスにおいて企画書を書く機会は非常に多いです。

コロナ過でリモートワークなどの新しい働き方が推進され、
気軽に商談がしにくくなっている現在、
その需要度は以前よりも上がっているように感じます。

しかしあくまで、企画書は伝えるための手段です。
大事なのは提案の内容です。

その提案の内容を深く考える時間をつくるためにも、
企画書を効率的に仕上げることが重要になります。

その効率化のためのキーワードが「企画書のカタ」になります。

企画書を書く目的

企画書は、「考え」を「伝える」ために書きます。

ビジネスの目的は、利益を獲得することです。

利益を獲得するためには、
商品やサービスを買ってもらわなければいけません。

ビジネスにおける「考え」とは、
「商品」「サービス」とイコールになることが多いです。

「考え」を伝えるときは、前後の関係を意識します。
※これを因果関係といいます

なぜ、そう考えるのか?:根拠
その考えの結果どうなるのか?期待効果

根拠期待効果があって、聞き手であるお客様は
納得をして行動に移してくれます。

伝えるための手段としては、プレゼンテーションや商談といった
口頭で行う場合と、企画書など文章(+図表)を使って行う場合、
最近は動画など映像を使う場合があります。

単独の手段で伝えるというよりも、
それぞれをミックスさせている場合がほとんどです。
※企画書を使ってプレゼンテーションをする など

伝える手段として、企画書が中心になることが多く
得意先とのコミュニケーションの骨子としての役割を担っています。

企画書がわかりやすく、考えたコトを正確に伝える内容になっているかは、
ビジネスをするうえで非常に重要になります。

「わかりやすく、的確に伝える」そのための方法が「企画書のカタ」です。

「企画書のカタ」
■PREP
■1シート1メッセージ

※PREPはワードでもエクセルでもパワーポイントでも
 そのようなフォーマットでも活用可能です
※1シート1メッセージは
 パワーポイントでの活用をイメージしております。

企画書のカタ

PREP

PREP[プレップ法]とは

P[Point]:結論
R[Reason]:理由
E[Example]:具体例
P[Point]:要点

の頭文字をとった、わかりやすい説明をするための構成です。

企画書の構成は、基本このPREPに沿えば間違えがありません。

商品のアイデアだったら、下記の問いに答える形で

P:提案したいアイデア
R:なぜそのアイデアを提案するのか?
E:アイデアが実現したらどうなるのか?
P:要点のまとめ

一番のコツは、Eで「期待効果」を提示することです。
アイデアが実現したあとのイメージ、提案を受け入れた後のイメージなどです。

私自身、商品のアイデアやブランディングのプランなどの提案が決まり始めたのも、
ここを意識してからです。

根拠も大事ですが、お客さんが求めているのは
そのアイデアを採用したあとの結果です。

どれだけ具体的にイメージをさせることが出来るのか?
は一番意識するところです。

アイデアを考えるとき、モノ視点プロダクト視点だけではなく、
そのモノ/プロダクトを使用している状況をイメージしながら考えるコトをおすすめします。

モノ視点:希少な素材と長年蓄積したノウハウを活用した、有名パティシエ慣習のチョコレート
状況視点:久しぶりに集まったママ友の集まりの手土産に、会話のきっかけもつくるチョコレート

状況をイメージさせることが出来たら、根拠となる市場の規模も
チョコレート市場といった業界カテゴリだけではなく、
ママ友市場やカフェ時間市場とさまざまな市場を根拠と捉えることができます。

1シート1メッセージ

PREPを活用して構成が決まったら、
次は、各スライドをどう設計していくかを考えます。
※ここでは、パワーポイントで資料を作ることを想定します。

結論は、「1つのスライドのメッセージを1つに絞る」ということです。

パワーポイントは非常に自由度が高いフォーマットなので、
いろいろと情報を詰め込みたくなります。

2種以上の要素をスライドに埋め込めようとすると、情報過多となり、
煩雑で何が言いたいのかわからないということが起こります。

理想は、各スライドのメッセージを読むだけで内容が伝わることを目指します。

1シート1メッセージ

企画書TIPS

そのほか、覚えていくと役立つ企画書にまつわるTIPSをお伝えします。

色数

スライドの色数は3色までに抑えたほうが読みやすいです。

メインカラーとして3色を決めて、
「ベースカラー」・「メインカラー」・「アクセントカラー」として使用します。

それぞれの色は、「70%」、「25%」、「5%」の割合でスライドに配分すると
全体としてのまとまりが良くなります

またメインカラーには原色をさけたほうが良いです。
原色は良くも悪くも目立つので、見る人にとってキツイ印象をもたれてします危険性があります。

字の大きさ

見出しのフォントサイズは36~44pt、本文は18~32ptがおすすめです。

フォント

状況に適したフォントがあります。

例えば明朝体は長く読んでも疲れにくいので、本など読み物に用いられることが多いです。

ゴシックは可視性が高く、はっきりと確認することができます。

パワーポイントのスライドづくりには、「メイリオ」が最も適していると思います。
実際私も使っています。

メイリオは字面が大きく、横幅が広いのが特徴です。
これは横組みでの可読性を重視して作成されているからです。

見た目も綺麗なので、迷ったらメイリオにしておけば間違いがないです。

イメージ画像

スライドには画像やアイコンがあるとイメージがつきやすいです。
イメージ画像を張るときには、ロイヤルティフリーで使える素材集が役立ちます

【フリー素材集として使えるサイト】

O-DAN(オーダン)

海外の無料写真素材サイトを横断して検索することができるサービスです。
素材の数が多いので、伝えたいことのイメージにつながる画像が見つかる可能性が高いです。

ICON MONO

無料でアイコンがダウンロードできる日本のサイト。
RGBと言うスケールを使ってのカラー指定が可能、
資料のテーマカラーに合った色のアイコンをダウンロードできます。

あくまで、企画書は伝えるための手段です。
大事なのは提案の内容です。

なので、凝った企画書を作ることに時間を使うよりも
提案内容を深ぼるために時間を使った方が良いです。

なるべく、企画書作りは効率的にいきたいですね。
色や、フォントや文字の大きさで悩む時間は限りなくゼロにしたいところです。

今回のご紹介した「企画書のカタ」が
効率的な企画書づくりの一助となり、提案内容を深ぼる時間を生み出せたら
嬉しいです。

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