・ずっとモヤモヤしつづけている
・なんとなく不安
・夜にマイナスなことを考え続けてしまう
このような悩みありませんか?
解決策は、ずばり
「一日の最後に日記を書く」
です。
悩みを外に出して、自分を客観視することが、モヤモヤ解消のポイントになっていきます。
参考にした本は、『さみしい夜にはペンを持て』です。
日記のススメ:『さみしい夜にはペンを持て』
モヤモヤとした気持ち、不安な気持ちになる夜におすすめなのが
日記を書くことです。
日記もただ出来事を書くのでは無く、そのシーンで自分が思ったことを書く
・朝一に〇〇でプレゼンをおこなった
↓
・そもそもプレゼンする気になっていなかった。
前日に、上司から急なテーマをふられて気持ちが完全にそっちにいっていたので。
ただお客さんと対峙する場面、気持ちをつくるところからが大変だった
のように。
そうすると、「とにかく上司からふられた急なテーマが気になる、なぜきになるのか?それが嫌だからだ笑」
みたいにモヤモヤの原因が文章としてアウトプットされるようになります。
悩みというのは、頭の中で同じことをぐるぐると回し続けて何も解決しないこと
ともいえます。
一回、外に出してしまうというイメージですね。
日記を書くときのポイント
そのとき自分の考えたこと思ったことを明確に言語化するのは難しい!
と感じるかもしれません。
『さみしい夜にはペンを持て』で、とくに参考になった考え方を下記共有していきます。
スローモーションの文章
「早送りの文章」と「スローモーションの文章」という考え方がとても参考になります。
文章そのものに流れる時間を意識すると良いという考え方です。
「早送りの文章」とは、時間を圧縮するイメージです。
一日を2~3行くらいで表す日記のイメージです。
朝起きて、ウォーキングをした。
暑かったので、アイスを食べた。
夕食を食べて、本を読んでから、寝た。
みたいな感じです。
「スローモーションの文章」とは、
ひとつの場面を細かいところまでスローモーションにするイメージで思い浮かべていきます。
アイスクリームを食べたという事実を、
暑さを感じる場面、冷蔵庫まで歩いて行く場面、冷凍庫からアイスクリームを取り出す場面、アイスクリームの袋を破る場面、取り出したアイスクリームを眺める場面、最初のひとくちえお頬張る場面、口の中に冷たさを感じる場面、甘さと香りが広がっていく場面、もうひとくち食べる場面、急な冷たさから頭に痛みを感じる場面、残り半分になったアイスクリームを眺める場面
と、細かく情景を区切ってそれぞれの場面を描いていくイメージです。
思ったこと、考えたことを出すには、スローモーションの文章がポイントになります。
似た感情にヒントを求める
自分の感情を言葉にすることは、難しいです。
すごい!おもしろい!
を、どのように
自分の感情を表現する、もうひとつの方法は、前の似た感情からヒントを求めることです。
今感じている、「すごい」ににた過去の感情を思い出します。
次に、どこに似ているのか?を考えます。
何度も考えると、自分だけの感情が表現できるようになります。
愚痴や悪口過去系にする
書いていると、愚痴や悪口ばかりが出て来てしまって嫌だ。
ただの殴り書きになってしまう。
という悩みも出て来てしまいます。
誰かに見せるわけでもないので、はじめのうちは良いかもしれませんが、やはりちょっと気になる。
そんなときは、「過去形」にしてみるとやわらぎます。
とても嫌だ!
で、終わるのではなく
とても嫌だ、と思った。
と書くだけで、どこか客観的になります。
自分を客観視する
自分を客観視すると冷静になれます。
自分のことを三人称で書いてみる
という方法が効きます。
具体的には、
あらかじめ文章のなかに、一人称を多めに入れておく。
そして書き終えたら、1人称を3人称に変える(自分の名前で無くともOK)
それだけで、自分のことなのに、自分のことではないかのような感覚になれます。
悩み事や不安も、一歩引いてみることにより冷静になれます。
やってみた感想
日記のメリットは、書き出すことによるモヤモヤ解消の他に、自分の考えを言語化できる
ということが上げられます。
そのためのスキルとして、「スローモーションの文章」
ひとつの場面をフォーカスして、どう感じたか?を丁寧に思い出していく。
出来事では無く、その時なにを感じたのか?を中心に書く日記を続けてみたいと思っています。
コメント