【チャットGPT時代】マーケターの仕事

Marketing
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最近話題のチャットGPT

・チャットGPTがでてきたら、仕事を奪われてしまうのではないか?
・これからのマーケティングの仕事ってどうなるのだろう?

こんなことをお考えの方はいませんか?

10年以上、マーケティングの仕事をしてきて、感じていることを共有します。

マーケティングの仕事は、チャットGPTにも奪われない理由

チャットGPTとは?

Chat GPT(チャットジーピーティー/チャットGPT)とは、米 OPEN AI社が開発した、人工知能(AI)を使ったチャットボットです

人間の質問に対して、人間のように会話し、幅広い質問に答えることができます。

無料で使うことが出来ます。

チャットGPTに聞けば答えが返ってくるのなら、マーケターの仕事いらなくない?

と思うかも知れません。

しかし、マーケティングの仕事は、なくなりません。

マーケティングは、人について考える仕事だからです。

AIは人を完全に理解することが難しい

あなたのことをAIはすべて理解されているとは思いませんよね。

当然私も、AIにすべてを理解されているとは思いません(思いたくありません笑)

基本的に、人は人にしかわからないことがあると思います。

例えば、人とコミュニケーションをとるときは、無意識にも、論理を意識しています。

論理を意識しないと、支離滅裂になり、意思疎通がはかれないからです。

しかし、1人人のときはあまり論理的ではないと思います。

・皿洗いをしながら、学生時代の思い出をぼんやり思い出していたり
・食事をしながら、宇宙について考えていたり
・真面目に作業をしているように見えて、実はお昼に何を食べるか考えていたり

行動と思考は脈絡なく、動いています。

いわば、カオスともいえる思考は、ロジックをベースとするAIには読み取ることはできません。

というか人間も完全に読み取ることは出来ませんよね笑

マーケターはだからこそ、「仮説」をたてています。

この仮説をたてる力は、人間特有のものではないでしょうか。

人が人のことを考えるというベースは変わらない

正解が飽和した時代のマーケターの仕事

チャットGPTは、即座に「最適解」を出すことができます。

チャットGPTでなくても、「情報」は検索すれば、得ることが出来ます。

いわば、いつ誰にでも出せる「正解」の価値はどんどんと低下していると言えます。

これからは、「自分の頭で考える」ことが大事になってきます。

では、自分の頭で考えるとは?どういったことでしょうか。

大きくわけると、下記の3つではないでしょうか?

・問いをつくる
・仮説をつくる
・検証、ブラッシュしていく

問いをつくる

「問い」こそ、新しいテーマのきっかけになります。

本質をついた問題解決や新しいビジネスには、問いが不可欠です。

問いを立てるには、「常識を疑う」姿勢が不可欠です。

あたりまえを疑うことが大事ですね。

仮説をつくる

「問い」に対して、〇〇ではないか?と自分なりの考えを示すことが仮説をたてることです。

今ある情報で、多少大雑把でも良いので、考えを示すことが大事になってきます。

検証・ブラッシュアップ

一度立てた仮説は、情報を取得しながら、なんどもブラッシュアップしていきます。

最初に立てた仮説に固執をしないことが大事です。

何がわかれば、仮説の方向性が正しいとわかるのか?

を言語化しておくことが大事です。

そうすることで、情報の洪水に飲まれることを事前に防ぎます。

チャットGPTをうまく活用して、効果を最大限にする

チャットGPTに限ったことではありませんが、新しいテクノロジーに対して、仕事を奪うものだと怖がるのではなく、どうすれば仕事に活かせるのか?と考えることが大事です。

たとえば

・仮説の妥当性をチェックする
・チャットGPTから出て来た解に自分の考えを足し、オリジナルにする
・質問のセンスを磨き、貴重な情報にアクセスする
・効率化したい作業を極限まで効率化する

といったイメージです。

参考になる本

「自分のアタマで考えよう」

タイトルの通り、自分で考えるためのスキルが記載されています。

なにより、いま「自分の頭で考えているか?」を意識することが大事です。

「ニュータイプの時代」

正解が飽和した時代、は問いをつくることが大事

問いをつくるには、今までの当たり前を疑うことが大事

今までの当たり前を、問うた本であり、その視点を学ぶことができます。

「逆・タイムマシン経営」

ビジネスにおいて、たびたび出てくる「バズワード」。
そのバズワードに、翻弄されてきた歴史を、当時の記事などを参考に辿った本です。

バズワードに踊らされず、本質を捉えることの重要性を感じさせてくれます。
本質追求とは、抽象と具体の往復活動であると著者は言います。

バズワードに踊るのは、具体の横滑りだと。

なぜ、良く聞く言葉になったのか?いったん視座を上げて抽象化してみることが大事です。

まとめ

新しいテクノロジーやトレンドは、仕事のやり方を考える上で良い機会です。

なぜなら、新しいテクノロジーは、今の常識が変わる転換点である場合が多いからです。

いきなりの変化は起こりにくいです。

しかし、10年前、20年前と比べると、驚くほど進化している。

じわじわとゆっくり、変化していきます。

どう活用するか?どう働いていくか?

自分の頭でしっかりと考えることが大事です。

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