【中小企業診断士おすすめ】 2023年度版 仕事に効く本10選

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こんにちは、みなもとです。

年もあけて、今年は本をたくさん読もう!

そう思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

本日は、再読も含めて昨年度読んで印象的だった本を、紹介をしたいと思います。

日々中小企業診断士として活動をしております、特に仕事の局面において効いた本をピックアップしました。

【中小企業診断士おすすめ】 2023年度版 仕事に効く本10選

ビジネス書編

「問いかけの作法」

人との相乗効果を発揮するために、必要な要素が詰まっている本です。

コミュニケーションのきっけけは「問いけかけ」からはじまり
その技法が書かれています。

意見をふかぼるための「ふかぼり」モード
視点をひろげるための「ゆさぶり」モード

ふかぼるか?ひろげるか?

この2つの視点で本音を抽出していきます。

その本音が機会にもなるし、ヒントにもなります。

こちらにも「問いかけ」について、記載しております↓
チーム活性のポイントは「問いかけ」にあり | みなもとブログ (minamotog.com)

「イシューからはじめよ」

やるべき仕事をやるという、仕事のど真ん中の考え方とスキルが学べます。

人は限られた時間の中で、成果をださないといけません。

やらなくてはいけない、目の前のことは全て大事に見えますよね。

ただ、大半のことは今やらなくてもいいことです。

ロジックツリーなど世間的に有名なツールの使いどころがわかります。

とくに印象的なのは、「言葉」を大切にとらえる視点。

全員の共有理解として、曖昧な言葉を曖昧なまま使わず、しっかりと定義する

確実に仕事をすすめるためのルールです。

仕事の基本が詰まった一冊です。

売れるもマーケ 当たるもマーケ

絶対に成功する法則は無いが、失敗する法則がある。

失敗の法則は、この本で紹介されている22ことの逆をやることです。

世の中の失敗事例は、この法則の逆をやっていることが多く、ついやってしまいがちな盲点もあります。

例えば、「一番手の法則」など、全体を通じて「イメージの一貫性」を重視しています。

施策を立案したときに、この法則に反していないか?をチェックしてます。

「ビジネススクールで身につける 会計×戦略思考」

会計の知識とマーケの知識を組み合わせて使うための勘所が書かれた本です。

会計もマーケも実学、実践で使うためにあります。

しかし、意外と独立して考えてしまいがちです。

それは、別々にインプットをすることが多いからだと思います。

両方の視点を統合し、豊富な事例とともに、橋渡しをしてくれます。

PLの、その指標が変化していると、企業がどのような施策を行ったのか、どのような戦略なのか?がわかります。

ケーススタディの制度が間違いなくあがります。

↓下記記事でレビューを書いています
会計×戦略思考 会計の知識を実務で活かす方法 | みなもとブログ (minamotog.com)

「世界標準の経営理論」

世の中の経営理論を一覧できる本です。

経営学の背景を、経済学/心理学/社会学に整理することで理解度が上がります。

目の前のテーマの課題解決に使える理論を選べます。

対峙する具体課題はオリジナルだけれども、抽象化すると同一のことが多いです。

たとえば、目の前の事業を推進しながらも、事業の次の柱を作らなくてはいけないという課題は、「両利きの経営」という理論で説明されています

具体と抽象の往復がビジネス能力を向上させてくれます。

小説・エッセイ編

「小説家という職業」

村上春樹さんのエッセイです。

他人を気にせず自分に集中することの大切さ、ルーティーンの大切さを極上の文章とともに実感することが出来ます。

創作は自分との作業だと言います。

これは、「考える行為」全般にも言えることではないでしょうか。 

村上春樹さんは、朝早く、決まった時間(4時くらい)に起きて、コーヒーを淹れて、文章を書きます。

気分が乗っていても、乗っていなくても同じ枚数を書く

自分の時間を生きること、日々の積み重ねのすばらしさを感じ、勇気が湧いてくる文章です。

はじめて読む村上春樹さんのおススメ本も下記まとめております
【入門編】村上春樹おすすめ作品5選 | みなもとブログ (minamotog.com)

「アラビアの夜の種族」

「過剰な前フリは、時に自分に不利になる」

というのは、松本人志の名言の一つだと勝手に思っています。

この本は、その過剰な前フリを完全に超える内容です。

これから話しはめちゃくちゃ面白いですと記載してから、その内容を書いていく

ナポレオンの侵攻を止めるため「時に将軍までも狂わせるとんでもなく面白い内容の話」を、伝承者に聞きにいくというストーリーラインです。

そして、その本の内容が記載されていて、とんでもなく面白いです。

早くページをめくりたいけれど、終わって欲しくない、そんな本です。

「第一阿呆列車」

日々を面白くすごすヒントが沢山隠れている本です。

小説家は、日々の生活全てがネタの宝庫になっています。

「阿呆電車」は電車に乗る、という目的で電車に乗るだけの話

ただ好きを追求したエッセイなのですが、ひとつのモノゴトをきっかけに、思考を巡らせていく文章がクセになります。

ただやってみたいことは何か?自分の好きは何だろう?と考えるきっかけになると同時に、考えを膨らませる楽しさも感じる本です。

その他編

「一度読んだら絶対に忘れない世界史」

歴史は、教科書でもあり、エンターテイメントでもあると思っています。

ただ、有名なエピソードはいくつか知っていても、全体の流れは曖昧になっているところもありますよね。

歴史の授業も、実は全体の流れがわかりにくかったりします。

この本は、世界史の流れが一連として概観出来ます。

この本は時代別になっていて同時代に起こったことが並列されています。

タテの流れ、ヨコの関係性を観ながら歴史を追うことが出来るので、スッと理解が深まります。

変化が激しく、先が見通せない時代だからこそ、歴史から学ぶところは多いです。

モノを考えるときに、タテの流れ、ヨコの関係性を見ることはとても大事だということが実感できます。

その他

「ずる賢さという技術」

今年のW杯でも活躍したサッカー日本代表の守田選手の本です。

この本からは、目的意識の大事さが学べる

練習も思考も試合での勝利という目的につながっています。

守田選手は、学生時代から、試合で使う場面を想定して練習をしていたと言います。

あたりまえのようで徹底できている人は少ないです。

使う場面を想定した練習は、サッカーだけでなく、ビジネスでも同じではないでしょうか。

何のために勉強するのか?
このインプットは何につながっているのか?をしっかり意識していきたいです。

サッカーファンですが、サッカーファン以外の方にも面白く学べるところが多いです。

まとめ

読書は、知識をインプットするというよりも、自分で考えるための手段だと思います。

作者の思考プロセスをともに辿ることで、追体験をしながら、考えを巡らせることができます。

何度も読み直したり、ページを閉じて考えてみたり、ゆっくりと時間をかけて読んでみることがおすすめです。

読書は時間を豊かにしてくれます。

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