気持ちを楽にする頭の使い方:『頭がよくなる思考術』

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・最近考えすぎて、疲れ気味、、、

こんな悩みありませんか、、、?

忙しくなったり、上手くいかないことが続いたりすると
ネガティブな気持ちになりますよね、、、。

そんなとき視点を変えると、ふっと気持ちが楽になるときがあります。

『頭がよくなる思考術』

は視点を変えるキーワードを与えてくれます。

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気持ちを楽にする頭の使い方:『頭がよくなる思考術』

考えるとは?

考えるとは、6つのタイプがあると言います。

①利己的選択の思考
どうすれば、自分にとって最も多く利益をもたらすか?
を考えること。
ゲームでの考えが代表的だが、日常でも打算的に考えることは多い。

②経験の反省に基づいた思考
次に、何が起きたらどうなるか?をこれまでの経験や現状からシミュレーション的に創造すること。

③感情的混乱の妄想
怒りや悲しみなど、感情が乱れているときの妄想的考え。
事実と想像が混在しているのが特徴。

④知識の連絡による思考
読書をして、内容を理解しようとしているときの思考。
またデータや情報を理解するとき、一般的な状況理解のときの考え方。

⑤本質把握のための思考
何が本質なのか、何が最も重要なことなのかを資料を基礎に洞察して抽出する思考。
哲学や学問研究。

⑥論理的思考
論理のみによる思考

確かに、言われてみるとこの6つに整理されますね。
状況により、どれかひとつで考えるといういより、いくつかを組み合わせて考えることが多いです。

自分がどのように考えているのか?また相手がどのように考えているのか?を知ることは日常において役立ちます。

どこか現状を俯瞰している、もうひとりの自分のイメージを持てると

少なくとも④感情的混乱の妄想は抑えられるかと笑

本書は5つのカテゴリにわけて、考えるための示唆を与えてくれます。

ちょうど仕事がキツいときに読み

たしかにそうだよな

と気持ちがらくになりました。

答えを出す頭をつくる

なぜ?どうして?と考える

考えるときは「問い」が大事です。

考えの浅さに悩む時期がありました。
忙しさ、効率性を理由に深く考えずに目の前のことをこなしている感覚に陥ったのです。

どうすれば思考を深められるのか?
を考えたときに、シンプルでありながらも効果的だったのが

なぜ?どうして?

と自分自身に問うことです。

すると、自分の頭を使い、その問いの答えを考えはじめます。

知識を増やす

知恵は知識の組み合わせ。

知恵を出すには、知識がないと行けません。

ただ知識は得ようと思ってもなかなか得られないことがポイントです。

興味の連続、深く知りたいという思いが知識を運んでくると言います。

なので、好奇心を持つことが何より大事。

好奇心と効率って反比例する気がします、、、。

目の前の仕事を早く効率的に終わらそうとすればするほど、脇道にそれなくなる。

好奇心をもつためにも、「余白の時間」がとても大事だと思います。

迷わない頭をつくる

他人の思惑を気にしない

多くの人は他人の思惑を前提にして、自分の考えや態度を決めていると言います。

会社がわかりやすいですよね、上司の思惑に合わせた行動をする、、、、。

しかし、「他人に思惑」は「自分が想像している他人の思惑」にすぎないと言います。
事実ではないと。

ファンタジー妄想の世界であると。

だとすると、他人の思惑を考慮することは結果的に徒労になるということを示しています。

他人というより、自分が事実だと思いこんでいる妄想こそ排除すべきですね。

心配は悪と心得る

心配も妄想であるといいます。
悪いことをあれこれ想像しても、何もなりません。

心配をしているだけで、行動していると錯覚を起こすのもいけないですね。

事実か、妄想かを切り分けて妄想を無視する。

このマインドセットが大事です。

楽しく生きる頭をつくる

問題の中に教えを見出せ

生きていると様々な問題が出て来ますよね、、、、。
逆に問題がない状態の方が少ないような笑

たいていの問題は、やっかいで、手間がかかって、時間をつぶす、そしてくだらなかったりもする、、、、。

そんなとき、

問題の中に教えを見出すマインドを持つと視界が開けます。

適当力を養う機会をくれているのかも、一旦うけとめてみることの大事さを教えてくれているのかも、などなど

勝手に教えを見出すと、問題にも意味が生まれてきます。

仕事を喜びにする

うまくいかないこと、理不尽なことが続くと、仕事を変えたくなりますよね、、、
そして金銭を得ることだけを目的にすると、ストレスや空虚さ疲労は倍増してきます。

どんな仕事であろうとも、自分が関わりたずさわることによってのみ、その仕事に独自の個性が生まれてきます。

やりがいのある仕事は、幻想で、自分の姿勢と取り組み方だけが仕事に楽しさを生み出してくれます。

仕事ができるように努力するのではなく、仕事自体を好きになろうとする姿勢が大事ですね。

クリアな頭をつくる

絶対安静時間

自分の行動結果をメモしていてびっくりしたことがあります。

・常に何かをしている
・常に時間を有効活用しようとしている

これは疲労もたまるはずだと思いました。

何もしない時間が大事。

朝、瞑想を15分するようになりました。

それだけで頭がスッキリして、最高のスタートをきることが出来ています。

本当は夜に行うのも良いみたいです。

1日分の脳の掃除をするイメージですね。

感情に酔わない

お酒に酔うと、正しい判断が出来なくなることが常ですよね。

激しい感情にみまわれているときも同様に、正しい思考が出来ない状態です。

また、睡眠不足、疲労、恨みや憤怒、落胆失望、満腹空腹も正しく考えられない状態だと言います。

そんなときは思考に向きません。

とくに激しい感情にみまわれたときは、自分を客観視すると冷静になれます。

なんか、ここに怒っている人がいるな、どうしたんだろう?

と状況を俯瞰してみましょう。

創造する頭をつくる

行動を解放して創造性を呼び起こす

なんとなく同じような毎日を送ってしまう。

次から次へと仕事がやってきて、こなしていくだけで一日が終わる、、、。

そのような時期ってどうしてもありますよね。

そんなときに大事なのがいつもとちょっと違う行動を入れてみる

・違うルートで会社にいく
・いつも寄らないカフェによる
・外でランチを食べてみる

それだけで自由を感じ、創造的な頭のスイッチが入ります。

時間を深くする

時間を長短の長さではなく、濃淡の濃度で捉える。

時間は精神に関わるモノだと言います。
自分の精神のあり方によって、時間は長く豊かにも、短く浅くもなるということです。

これは実感があります。

スマホで興味のない動画を見ているとき、恐ろしく早く時間がすぎ、そしてどこか疲労感がのこる。

一方、10分でも集中してものごとに取り組んでいれば、とても充実した豊かな時間が過ごせたという実感を得る事ができます。

時間を充実させる方法として、騒音と雑音の排除があります。

テレビを消す、スマホを見えないところに置く

心を乱したりするものを近くに置かない環境をつくることが大事です。

まとめ

本書を読んで「頭が良くなる」ためには、勉強して知識をつけることや、経験を積んで知見を得ることだけが大事なだけでないよ!というメッセージを感じました。

心の状態を気にかけること、集中するための環境をつくること、自分と他人を切り離すこと

それは、「頭が良くなる」だけでなく、「気持ちが楽になる」ための方法でもありました。

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